経営企画で会社の全体像を理解
「地図に残る仕事」がしたい
経営企画で会社の全体像を理解
リーシング推進部
(インタビュー時 経営企画部)
マネジャー安藤 成彦
「地図に残る仕事がしたい」と志望
入社してSCの責任の重さを知る
私は就職活動の段階から、ディベロッパーを強く志望していました。志望した理由の一つは、大学でまちづくりについて勉強していたこと。もう一つは、地図に残る仕事をしたいと思ったからです。例えば子どもができたときに、手掛けたショッピングセンターにたくさんのお客さまが来ているのを見ながら、「パパがあの街を作ったんだよ」と言えたら格好いいですよね(笑)。ディベロッパーなら形に残る大きな仕事が出来ると思い、志望しました。
そのイメージは間違っていませんでした。最初の勤務地はイオンタウン仙台泉大沢。約100の専門店さまがある、当社では比較的規模の大きな店舗でした。多くのお客さまが訪れるのを見て、地域の方に喜ばれる仕事だと実感しました。
だからこそ大きな責任があることにも、入社してから気付きました。地域に及ぼす影響が大きいので、イオンタウンに期待していただいたお客さまを裏切ることになってはいけないですよね。施設の安全や、環境への配慮といった、社会的な責任もあります。この責任の重さを入社後に感じました。
経営企画部で最初は数字の管理
膨大な数字を分析するため努力の日々
現在の部署は経営企画部です。入社2年目の2017年10月に異動になりました。正直なところ、最初は何をする部署なのかわかっていませんでしたが、すぐに社内に大きな影響を持っていることがわかりました。主な業務は会社の方針の立案と決定、それに各店舗の損益をはじめとする数字のコントロールですね。
異動してからの2年間は、数字の管理を担当しました。最初は扱う数字の多さに驚きました。管理する数字の種類も多いですし、全国に150店舗ありますので、同じ項目の数字が150店舗分存在します。この膨大な数字を分析できるようになるために、かなり苦労しました。何も知識がなければただ数字が並んでいるだけですから、会計や決算書の本など、先輩から勧められた本をかなり読むなどして、とにかく勉強しました。数字が分析できるようになると、会社の現状が手にとるようにわかります。会社の現状がなぜこうなっているのか、どこが影響しているのかは、全て数字に表れています。数字が理解できるようになったことが、これまでに最も成長を感じた場面ですね。
会社の方針立案で向かうべきゴールを示す
土台を支える裏方を経験し視野が広がる
今担当しているのは会社の方針の立案です。今はコロナ禍で、世の中が大きく変わっているので、お客さまの動向や、出店されている企業の動向も変化しています。専門店さまの誘致やショッピングセンターの形づくりはそれぞれの担当者が進める一方で、当社がどこに向かうべきなのかについて、ゴールを示すのが私たちの仕事です。
コロナ禍で外出しなくなると、eコマースにお客さまが流れる傾向が加速します。その先には、店舗に来てもらえなくなる時代が来るかもしれません。そこでDXを推進する方針を立てて、その方針に沿って担当部署が2021年に当社のアプリをリリースしました。経営企画部で立案したことが行動ベースに移っていくのを見ることで、やりがいを感じています。
仕事を通じて感じているのは、しっかりした計画を立てることの重要性です。プライベートで遊びに行く時にも、最初に計画を作りますよね。その計画がぼやけていると、中途半端な結果になってしまいます。政策を立案する仕事はあくまで裏方で、表には出ない存在ですが、非常に大事な仕事をさせてもらっていると感じています。会社の土台を裏方が支えていることを知り、会社全体を見通せるようになったことで、自分の視野も広がりました。これからもっともっと視野を広げて、いつかは地図に残る開発をしてみたいですね。