法務の立場で企業価値の向上に取り組む
法務部 法務グループ
統括マネジャー岩瀬 美帆
弁護士から働き方を見直して入社
不動産の経験生かし店舗開発をサポート
前職では弁護士として都内の法律事務所に勤務していました。転職を考えたきっかけは、子どもが生まれたことです。それまでの働き方ではどうしてもオンとオフの切り替えが難しかったので、出産を機に働き方を見直そうと考えました。
転職先としてイオンタウンを選んだ理由は、ショッピングセンターの事業に魅力を感じたからです。もともと弁護士として不動産関係の企業の案件に携わった経験があり、紆余曲折を経て関係先との交渉がまとまったり、新しい建物が建ったりしたときの面白さを体験していました。店舗を全国で開発し、展開しているイオンタウンの事業に携わりたいと思い転職しました。
入社してからは法律事務所のときとは違って内部から事業に関わるようになり、担当者や経営陣の考え方、部署による考え方の違いを知り、業務を多面的に見ることができています。
法務の立場で現場や取締役会をサポート
リスクコントロールで企業価値を高める
入社以来法務を担当しています。契約書の作成を含め、物件開発に関わることが多いです。地権者様や建物のオーナー様との交渉、行政関係の許認可などが進まないときに、法的な観点から助言することもあります。何とかして物件の開発を前に進めようとする担当者をサポートしつつも、後になって関係者から話が違ったと言われる等、会社の将来にリスクを残すことがないように意識しています。
リスクコントロールは、あらゆる部署に関係することでもあります。特に新しい取り組みの場合は、スキームの段階からリスクを客観的に指摘しながら、今だけでなく、10年後もベストな答えを導くことを心がけています。企業価値が毀損される事態を未然に防ぐだけではなく、企業価値を高めていくことがミッションですね。
社内ではコンプライアンス委員会を立ち上げる際の事務局を担当しました。コンプライアンスに関係する問題に関して個別の事案に対応するだけでなく、今後も発生させないための体制を作れているか等のモニタリングをしています。また、現在は取締役会の事務局を担当しています。各部署からの提案や議案について、リスクを洗い出すとともに、数字だけでは測れないメリットなども取締役会に情報として提供できるように、各部署と連携しながら調整しています。
定時の帰宅で子育てがしやすい職場
柔軟な働き方ができることも魅力
イオンタウンに入社したのは子どもが2歳の時でした。育休や時短勤務などの制度がありますが、私の場合はほぼ定時で帰れることで、夫婦で分担して子どもを迎えに行くことができたほか、休みの日を調整することで、制度を使わなくても子育てと仕事の両立ができました。もちろん、育休や時短勤務を使いながら活躍している方も社内にはたくさんいます。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、働き方はさらに柔軟になりました。現在は週に1、2回はテレワークを取り入れています。午後に学校行事がある日に、午前中だけテレワークをする日もあれば、集中して仕事をしたいときにテレワークをする日もあります。
リモートで打ち合わせが出来るのはもちろん便利ですが、やはり現地を見たり、直接話を聞いたりすることでわかることも多いです。子どもが成長してきましたので、コロナの状況も見ながら、今後は社外に出て行く機会を増やしていきたいですね。